地元横浜から鎌倉、京都など国内に限らずニューヨーク、パリ、東南アジアそしてモンゴルなどを撮影しながら多くの作品を発表してまいりました。
全ては掲載できませんがリニューアルしながらギャラリーでその一部を掲載しております。
フランス紀行
初めてフランスを訪れる機会があり期待に胸躍らせて日本を離れました。
パリは人種の坩堝で街を行き交う人々もどこかお洒落な雰囲気を醸し出し、街の至る所が被写体になるようなとても魅力的な街です。
今回はあまり時間がなかったので市内の寺院、ルーブル美術館、凱旋門や夜のパリを目指して歩き回りました。
1日を割いてモンサンミッシェルまで足を延ばしてみましたが、やはりその歴史性と重厚さには私の心も洗われるような気持でした。その気持ちを抱きながらシャルトルの大聖堂を訪れるとヨーロッパ人の信仰に対する気持ちなどという教科書で読んだことは吹き飛ばされる程の荘厳さに唯々圧倒されシャッターを押すのも忘れるほどでした。
帰国を前に深夜、街をぶらぶらとしていると静けさの中にどこかゆっくりとした時の流れを感じ帰国が恨めしくも感じられました。
これらの写真をご覧になって少しでも私の気持ちが伝わればと思います。
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モンゴルナーダム祭
2013年駐モンゴルの清水大使よりお招きを頂いて初めてモンゴルを訪れました。
毎年7月11日から13日の間、全国でナーダム祭が開かれるとのことで、それに合わせた訪問となりました。ナーダム祭は競馬と相撲そして弓競技の3種目があります。
成田から約4時間半で空港に到着すると大使館のスタッフが待ち受けて頂きほっとしました。翌日ウランバートルの市内を一通り巡ってモンゴルの歴史と現状を見ました。ウランバートルとは「赤い英雄」という意味だそうでソ連時代の名残です。
国民の数は290万人で日本の4倍以上の面積に住んでいます。独裁制から議会主義に変わってまだ20数年という若い国家です。ちょうど日本で言うと昭和30年~40年代というところでしょうか。街から受ける印象は力強さそのものです。また日本からのODAや観光客、そして日本相撲の横綱などが理由で大変親日的でした。
今回は大使のご配慮でウランバートルから100キロほどのオクタールツアイダム郡で開催されるナーダムを撮影することになりました。
3時間ほどの行程で、高速道路から脇道に逸れると大自然の中、道なき道を行くと忽然と町が現れました。早速郡長に挨拶(馬乳酒を飲む)の後、開会式と少年達(10歳~13歳)の競馬を撮影しました。
スタート地点まで20㎞程馬で移動の後スタートです。モンゴルでは珍しく雨が降り出し撮影は困難を極めました。それでもどうにか撮影した写真が今回のギャラリーです。この他にも首都でのナーダムにおいて相撲や弓競技も撮影しましたが次回以降に掲載したいと思います。
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